ストア:Yahoo!ショッピング(ヤフー ショッピング) ショップ:Neowing
価格:2616円
ヤクザの抗争や博徒の小説で有名な正延哲士の「鯨道」をベースに映像化した任侠ロマンアクション第6弾。 大組織の前に次々と倒れていく松谷組の組員たち。反撃を計画するが、それさえも崩されてしまい、ついに全国に名を馳せた松谷自らも自決する。
|
||||
|
これは恋愛小説ではない。恋愛ファンタジーである。小説である以上、ストーリーは虚構であるが、この小説は、絶対にあり得ない状況が描かれている。
だが、そのストーリーがみずみずしい。
ありえないとわかって、存在し得ないことがらを想像しながら読むのが楽しい。乾ききったからだには、この一冊。
いつかもう一度会ってみたい相手がいるから、こう楽しめるのかもしれないけれど。そして私は、その人に会うことはないとわかっているけれども。
|
|
|
||||
|
・・・トラ屋、人員削減が必要な会社の委託を受けて会社側が退職させたい社員と面接を行い、転退職をすすめる企業です。本来であればその会社の人事部や総務部がやるべき仕事ですが、このような代行会社を利用した方が社内摩擦も起こりにくく、情実も入りにくいというメリットがあります。こんなビジネスが労働基準法的に許され実際に存在するのかどうか知りませんが、このアウトソーシングの世の中、いかにもありそうなビジネスモデルで、これを作品化した著者の着目点はなかなかフレッシュだと思います。
お話は各章毎に建材メーカの営業部長や企画推進の課長代理、玩具メーカの開発主任、大手銀行の為替電信部員、自動車者企業向け派遣企業のイベントコンパニオン、レコード会社のプロデューサと5種類の企業のリストラ話となっており、それぞれの企業がおかれた産業構造や、リストラが必要となった会社の事情がよく調べられているリアリティに富んだストーリーになっています。しかしながらこの書名にしても、あるいはACT1からACT5とされる横書きの目次やカバーのイラストにしても作者はあえてそうしたのでしょうが、一見ライトな感じに演出されています。別に深刻ぶった小説・・・
|